湯呑1杯(約100mℓ)の緑茶には、およそ20mgのカフェインが含まれています。
カフェインは中枢神経を刺激して思考力を高めたり、心臓や腎臓の機能を活発にして利尿作用があります。
緑茶を飲むとカフェインはすぐに体内に吸収されて30分~1時間で効果が得られるほど即効性がありますので、ついぼんやりしてしまう、疲れていてヤル気が出ない・・・なんていうときには、緑茶を飲んで、だらだら気分をリセットしましょう。
眠気を覚ましたい朝に1杯の緑茶を飲んで頭をはっきり、眠気をすっきりさせて1日をスタートできれば、その日の気分も違ってきます。
成人の場合、1日あたりのカフェイン摂取量が200~300mgなら(煎茶で10~15杯ほど)飲んでも特に影響はないといわれています。
ただし、妊娠中や授乳中のお母さんは、赤ちゃんへの影響があるためカフェインは避けたほうがよいでしょう。カフェインは低温で溶け出しにくいことから、水出ししたものやぬるま湯で抽出したものや薄めた番茶を飲むなどの工夫が必要です。
*カフェインの量の目安(100mℓあたり)*
煎茶:20mg
番茶:10mg
烏龍茶:20mg
紅茶:20mg
珈琲:60mg
(五訂日本食品標準成分表より)