第1回 簡単!「茶葉と魚の醤油漬け!」お湯を注げば…ワタシ流茶漬け!
料理のプロが伝授する「簡単」お茶料理レシピ公開! 今回、フードコンサルタントの愛洲磨生さんに「私でもつくれる簡単なレシピでお茶料理を・・」とお願いしました。 レシピでは、当店チャイチワークスの茶葉を使用していますが、ご自宅にある茶葉でも大丈夫ですよ。 ちょっとだけ茶葉が余ってしまった、とか。 いただきものの茶葉がたくさんある、とか。 いつもと違う料理がつくりたい、とか。 冷蔵庫に青い葉っぱ(野菜)がないから、とか。(笑) 茶葉料理のよいところは、茶葉の栄養を丸ごといただくので、通常茶殻に残ってしまうビタミンEなども摂取でき、ビタミン全13種類のうち、なんと12種類を摂取できます。 お茶の葉の香りが、お料理への香りづけにもなり一味違った美味しさに出会えます。 緑茶は和製ハーブの役割もしてくれます。お料理にだっていろいろ活用できちゃうのです。 おいしくってカラダにもいい、しかも簡単につくれる茶葉を使った料理レシピをご紹介していきますね。 第1回のレシピはこちら!
簡単!「茶葉と魚の醤油漬け!」
お湯を注げば…ワタシ流茶漬け!
御家族が釣りをして来た時や
刺身用の魚が特売の時など!
見た目は醤油色で…美しくないが…
味は!上品?
お茶をかけずに、そのまま御飯と一緒に食べると、醤油に漬かった魚の味とキュウリの爽やかさ!
そして口の中に広がるお茶の香り!
お茶を注げば…お茶漬け!
日本酒や焼酎などのつまみにも!
【ワンポイントアドバイス】
このレシピでは白身魚と小鰺を使用しましたが、これから冬にかけてブリやスルメイカでも美味しく作れます。
また、漬けてから1~2日は浅漬け状態ですが、3~4日は古漬け状態に!
(使用する魚の鮮度や種類にもよりますが、賞味期限4~5日ほどです)
浅漬けと古漬けで、味・お茶の香りに変化が起きてきます。
浅漬けで、つまみにして食べると丁度良い具合に!
古漬けでは!大根おろしと一緒につまむと一味違う味わいに!
古漬けに湯注ぐと…茶葉の香りが
口の中にゆっくりと広がり余韻も長く楽しめます。
是非ともお試しください。
■材料(4人分)
(A)
・料理酒 1/2カップ
・ミリン 大さじ1
・醤油 1/2カップ
・佐賀産 茶葉 大さじ2(山盛り)
(B)
・みょうが 2本
・大葉 6枚
・長葱 1/2本
(C)
・きゅうり 1/2本
・ショウガ 適量
・わさび 適量
・ごま 適量
(D)
・刺身用白身魚 100g
・刺身用アジ 2匹(小さいサイズ)
■作り方
【1】材料(A)の酒、ミリンを火にかけてアルコールを飛ばす。
アルコールが飛んだらボールに 移して醤油と茶葉を入れる。
【2】材料(B)の野菜をスライスして【1】に加える。
【3】きゅうりをすりおろして【2】に加える。
お好みで、ショウガ(おろし)、わさび、ゴマを加える。
※ショウガは多めに入れると美味しくなります。
【4】刺身をスライスして【3】に加えて漬け込む。
【ワンポイントアドバイス】
刺身のカットが苦手!大丈夫です。
ちょっと厚めの玉ねぎのスライスみたいな感じの方が、召し上がる時美味しくなります。
■お召し上がり方
温かい御飯にのせてお召し上がりください。
また、お湯を注ぐとお茶漬けになります。
(お好みで、お湯に和風だしを少しだけ足すとさらに美味しく召し上がれます。)
■今回のレシピに使用したお茶はこちら→佐賀・嬉野 釜炒り煎茶